Cal.269を搭載するスモールセコンドのシーマスター。今度はこいつをオーバーホールすることにする。なんか気づいたら秒針が外れていたのだった。なんだよそれいつの間に。全く油断も隙もない。
加えて入手した際の記事に記載したが、社外の龍頭と角ばった風防をなんとかしたいところだ。なお、尾錠はすでにeBayから入手済み。
お店には尾錠以外の手を入れたい部分をメールでお伝えし、風防と龍頭は部品があれば変えてもらうということで時計は旅立っていった。お願いしたのは大阪のエニタイムウェア。もう一つのシーマスターをメンテしてもらったショップだ。
程なく時計はお店に届き、早速お店からメールが届く。
進みは速いが機械は元気。風防は汎用品で対応可能。龍頭は部品屋に確認の上、部品代金を実費でとのこと。Cal.269は17石で手巻きかつ耐震付きなので、OH代金は基本料金だ。納期は立て込んでいるため1.5ヶ月とのこと。

※この44KSのような分厚い風防と汎用品の龍頭をなんとかしたい
なお、チェックしてもらったところ、風防の周囲に一部クラックがはいっているとのことだった。おぅ!気づいてなかったわ。丁度いいやん替え時やん。
というわけで、その後送られてきたメンテナンスの写真がこちら。


パッキンが硬化しちゃってパキパキ


元々ついていた秒針と交換した青焼きの秒針

ムーブメントの状態最優先で選んでるのでキレイです

風防と龍頭は交換され、ムーブメントはメンテナンス後精度調整も受けた。
針は秒針の腐食が著しいことと、長さが少し短かったため、青焼きの針に交換してもらった。
元の針は時計と一緒に送り返してもらい保管してある。
なお、龍頭は最後に交換してもらったのだが、ここで不具合が発生。ケースに埋め込まれているホールパイプが曲がっていたようで、巻き心地が非常に悪いとのこと。
こちらの部品を交換してもらい処置してただいた。
実際の組み立て動画は以下だ。毎回組み立てるところを公開してくれるので、こちらも作業状況を見ることができ安心できるのが嬉しい。
これでオメガの30㎜キャリバーは2つともメンテナンスが完了。
龍頭、風防、針、ホールパイプと交換部品も多かったことから、メンテナンス費用はそれなりに掛かったが、それでも送料込みで25,000円とリーズナブル。精度は上記写真や動画にも出ているように日差10秒程度とばっちりだ。

綺麗になり、調子を取り戻したシーマスター。気休めとはいえ防水ケースなので少し力を抜いて使用できそうだ。手持ち2つのオメガ30mmキャリバーはとてもお気に入りだが、遠慮なくガンガン使っていきたいなと思う。
といいつつうちの会社、完全在宅勤務でたまに顧客先へ出向くだけなので、そうそう時計を着けて仕事する機会もないんだけどね。
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OMEGA Seamaster
製造年月:1962年頃
モデルナンバー:Ref.14389-9CSP
キャリバーナンバー:Cal.269(手巻)
ケースナンバー:不明
ペットネーム:不明
石数:17石
振動数:18,000回/時(5振動)
ケース:SS
文字盤:不明
加えて入手した際の記事に記載したが、社外の龍頭と角ばった風防をなんとかしたいところだ。なお、尾錠はすでにeBayから入手済み。
お店には尾錠以外の手を入れたい部分をメールでお伝えし、風防と龍頭は部品があれば変えてもらうということで時計は旅立っていった。お願いしたのは大阪のエニタイムウェア。もう一つのシーマスターをメンテしてもらったショップだ。
程なく時計はお店に届き、早速お店からメールが届く。
進みは速いが機械は元気。風防は汎用品で対応可能。龍頭は部品屋に確認の上、部品代金を実費でとのこと。Cal.269は17石で手巻きかつ耐震付きなので、OH代金は基本料金だ。納期は立て込んでいるため1.5ヶ月とのこと。

※この44KSのような分厚い風防と汎用品の龍頭をなんとかしたい
なお、チェックしてもらったところ、風防の周囲に一部クラックがはいっているとのことだった。おぅ!気づいてなかったわ。丁度いいやん替え時やん。
というわけで、その後送られてきたメンテナンスの写真がこちら。


パッキンが硬化しちゃってパキパキ


元々ついていた秒針と交換した青焼きの秒針

ムーブメントの状態最優先で選んでるのでキレイです

風防と龍頭は交換され、ムーブメントはメンテナンス後精度調整も受けた。
針は秒針の腐食が著しいことと、長さが少し短かったため、青焼きの針に交換してもらった。
元の針は時計と一緒に送り返してもらい保管してある。
なお、龍頭は最後に交換してもらったのだが、ここで不具合が発生。ケースに埋め込まれているホールパイプが曲がっていたようで、巻き心地が非常に悪いとのこと。
こちらの部品を交換してもらい処置してただいた。
実際の組み立て動画は以下だ。毎回組み立てるところを公開してくれるので、こちらも作業状況を見ることができ安心できるのが嬉しい。
これでオメガの30㎜キャリバーは2つともメンテナンスが完了。
龍頭、風防、針、ホールパイプと交換部品も多かったことから、メンテナンス費用はそれなりに掛かったが、それでも送料込みで25,000円とリーズナブル。精度は上記写真や動画にも出ているように日差10秒程度とばっちりだ。

綺麗になり、調子を取り戻したシーマスター。気休めとはいえ防水ケースなので少し力を抜いて使用できそうだ。手持ち2つのオメガ30mmキャリバーはとてもお気に入りだが、遠慮なくガンガン使っていきたいなと思う。
といいつつうちの会社、完全在宅勤務でたまに顧客先へ出向くだけなので、そうそう時計を着けて仕事する機会もないんだけどね。
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OMEGA Seamaster
製造年月:1962年頃
モデルナンバー:Ref.14389-9CSP
キャリバーナンバー:Cal.269(手巻)
ケースナンバー:不明
ペットネーム:不明
石数:17石
振動数:18,000回/時(5振動)
ケース:SS
文字盤:不明
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