昔から絶大な人気を誇るG-SHOCK。遊び時計にひとつくらいほしいなと思っていた。
スマートフォンを使うようになり数年、G-SHOCKにBluetoothを搭載した時計が発売された。
電話やメール着信時、バイブレーションと音が鳴る優れもの。

おさーんはこうしたICTデバイスに弱い。こうしておさーんが手に入れたのはCASIO G-SHOCK GB6900AA-1JF。スマホ連携できる機能が欲しくて買い求めた時計だ。

GB-6900AA-1JF_l

(画像はCASIOホームページより引用)

だが、その頃は同時に複数の時計を代わる代わる使うのは嫌いだった。使う時計はひとつ、浮気はしない。靴や洋服のように、TPOや身に着けるものに合わせ、時計を変える概念は今ならよくわかるが、その頃はそうではなかった。


そん頑固なおさーんもさすがに物欲と興味には勝てなかった。高機能なうえに2万を切る安さと値段も手ごろ。これで信頼のG-SHOCKと最先端のスマートウォッチ(当時そんな言葉はなかったが)もどきが手に入るのだ。

だが、実際使ってみると、Bluetooth初期モデルのためか、不具合も多く、スマホ連携機能はすぐに使わなくなった。

とにかくすぐBluetoothが切れて再接続が行われる。そのたびにバイブレーションが掛かるため、着信なのか接続切れなのかがわからない。意味ないじゃんこれ。そのうえ電池の使用量も半端ない。
そのうち電池が1年持たないようになった。なんで半年少しで電池交換サインでんのよこいつ。

当時は家電量販店で電池交換していたが、G-SHOCKはメーカーに送るという。お値段高く7,500円とか、これで1年未満はありえんよ実際の話。

確か2回くらい交換した後だと思う、既にDOLCEも動いてなかったが、ちゃんとしたスマートウォッチを買うべく、別の時計を探し始めたおさーん。そして、この時計も電池切れのまま放置となった。

その後、この時計は、2018年末12月に復活を目論み、勤務地ビルの地下にあったミスターミニッツで電池交換をしてもらった。水漏れするかもしれんけど良いですかと聞かれたが、タカを括って問題ないと答えた。時計は動くようになったが、ガラスが内側から曇るようになったぞなんてこった。
このときほど、安易に金をケチったことを後悔したことはない。

メーカー修理を受けるべく調べた結果、秋葉原にCASIOサービスセンターがあるのを発見。電池交換だけならお値段もかなり安いことを知る。

年末サービスセンターに駆け込み修理を依頼した。修理は10日足らずで終わった。ケースも汚かったが、新品があると言われたのでついでに交換してもらった。ベルトは古いがボディはまっさら新品だ。

入手から7年、新品価格の半分以上となる高い勉強代だが、ボディも新品で無事治っただけまだましである。

ところが、修理後1週間足らずで電池切れサインが表示されるようになった。電池は交換したと言ってたはずだがなんでかな?。
再度サービスセンターに持ち込んだところ、結局ムーブメントを交換し無事正常に戻った。修理後の保証期間内で対応していただけたのは感謝である。

最終的に、ベルト以外の中身・外装全て新品になったでござるよ。

この時計、修理から1年たったが、今も毎日動いている。そりゃそうだほとんど新品だから。
休みの日や扱いがハードになりそうなときは、今でも元気に稼働中。見た目や大きさはともかく、視認性・使い勝手とも良好。手荒な扱いにも耐えてくれることもあり、結構お気に入りである。

なお、Bluetoothの出来は相変わらず悪いが、一度接続すると時間合わせが行われる。G-SHOCKの時刻合わせは超面倒なので、時間がずれてきた時、たまにスマホに接続している。


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CASIO G-SHOCK
モデルナンバー:Ref.GB6900AA-1JF
キャリバーナンバー:不明(デジタル)