古時計を入手するおさーんはジャンクとやらにも手を出している。
そのうち書くが、動かない時計を2~3個。主にマーベル。実物見たかったし。

これまでいくつかの時計を入手したが、入手した時計は、全てがOHされているものではないし、いずれOHも必要になる。これ自分で出来たら経費節約できるよね。

こんな不純な動機から時計のメンテナンスに関する技術を調べ始めるおさーん。
ところがだな、これが全然情報がない。メンテナンスしている人のブログはたくさんあるが、「ゼロから始める腕時計修理」なんて都合の良い情報はどこにも存在しとらんのだ。

はて、どうしたもんかと途方に暮れるおさーん。
まぁいいや、時計工具調べてみればなんかわかるかも。

今度は工具を調てみると、ピンセットやドライバーといったおなじみの工具に混じり、ポンスとか時計旋盤といった工具が出てくる。

は?旋盤?。
旋盤て部材回転させて刃物で削るやつやん。あとポンスってなんぞ?新手の柑橘類かはたまたお鍋のお供か。
なんでこんな工具が必要?

らちがあかんので、今度は時計修理に関する書籍を調べてみた。

この手の話で書籍を調べると、出てくるのはグノモン社の「標準時計技術読本」という書籍。何やら時計整備必読書と言われているアレである。一度廃刊となったが、ラ・テール出版局から再販されており現在も入手可能。だがしかし、この本がまた高い。
コレクションが目的ではないので、新品ではなく古本を手に入れた。本はキレイだったが、一番後ろに手書きの記名入り。昔の人は良く本に名前書くよね。なんか懐かしい感じ。

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早速届いた本を開き読み進めてみる。
なにこれ、めっちゃ古い文体じゃんこの文章。さらに素人が読む本じゃないやんこれ。技術者向けの、しかも演習形式のいわゆるテキストじゃんこれ。
「ネヂ」とか書かれている表記におののくおさーん。これ、初版は1960年だと。まだ生まれてないやんおさーん。

だが、わからないなりに流し読みしていくと、時計修理で必要なことがわかってくる。

うーむ、すげぇな時計修理技能士って。ちゃんと部品製作までやるんだ。
10分の何ミリ単位で部材から部品を削り出すとか。素人から見れば正気の沙汰ではない。

時計旋盤ってこのためにあるのか。ポンス台とか何に使うのか良くわからんかったけど、ようやく何のことかわかったよ。うぉ~・・・天真折れたら鋼材から軸削りだして、それにテンプをかしめるの?、なにそれ作っちゃうわけ?。
まったく恐るべし時計修理技能士。

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時計修理技能士の資格は国家資格がちゃんとあるが、おさーんが学生時代に取得した情報処理といった類の資格と違い、知識だけじゃなんともならん。これは凄い資格ですわー。

というわけで、「標準時計技術読本」はド素人向けの入門書ではまったくなかったわけだ。
この書籍は、もう少しスキルが蓄えられた時に読むと、ものすごくためになる書籍だ。たまに読んどこ。

結局話しはふりだしなのだが、それでも少しづつ知識が蓄えられていくおさーんであった。
時計修理技能士ってすげぇ!。