はまぐり弐号機を修理することにした。

はまぐり弐号機は竜頭が抜ける。竜頭を押さえてゼンマイを巻けば動作するが、竜頭が抜けるため時刻合わせはできない。加えて、文字盤がアレである。

元々ドナーでもいいかと思って手に入れたものだが、なにせステンレスモデルは今となってはかなり貴重なのだ。これはなんとか救済したい。

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色々考えた挙句、ロードマーベルの経験がありそうなお店をピックアップ。修理をお願いすることにした。
これ幸いなことに、別のドナーキャリバーも手に入れた。万一部品が足りなければ、これを使えば何とかなる。

ピックアップしたお店に訪問すべく、メールでアポを取りお店に向かう。お店に着き、挨拶も程々にSSはまぐりをざっと見てもらった。

どうやらオシドリが緩んでいるっぽいとのこと。部品交換が必要かどうかはバラして確認とのことだが、オーバーホールとあわせて、お店に判断いただくことにした。

持ち込んだ時計は、その場で裏蓋を開けて、ざっと中身を確認。タイムグラファーにかけ、歩度をチェックしてくれた。
現時点で90秒程度の遅れらしく、機械はおそらく問題ないでしょうとの事。

併せて、今回は思い切って文字盤のリダンをお願いすることにした。オリジナルが良いには決まっているが、まぁなにせこの状態なのと、リダンをやったことが無いからだ。
何事もやってみなければわからないことが多いので一度やってみようと考えていた。

なお、文字盤再生は、もともとの文字盤の状態に大きく左右されるらしい。文字盤の痛みが激しい場合、仕上がりに影響が出ることもあるとのお話だった。

なお、リダンは外注で、韓国の業者へ発注するとのお話。よく聞く話なので知っていたが、現在国内ではなかなか腕の良い業者がないそうだ。
昔は腕の良い方が国内にいたらしいが、今は日本国内のどのお店もほぼ例外なく、韓国に発注するらしい。

こんな話を包み隠さず教えてくれるのも好感が持てる。これまで聞いたお店は、オーバーホールでさえ、外部委託してるかどうかも話してくれないケースが多かった。

時計を見てもらった後は、少し長居して、いろいろなお話を聞かせていただいた。
ロードマーベルのケースや文字盤についてなど、非常に興味深いお話だった。
というわけで、どうなるのか仕上がりが待ち遠しい。リダンの納期は2ヶ月掛かるそうだ。あーもう楽しみだ。これから2か月間、ワクワクしながら過ごせそうである。

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セイコー ロードマーベル(はまぐり弐号機)
製造年月:1960年9月
モデルナンバー:LM-2
キャリバーナンバー:なし(手巻)
ケースナンバー:J14038
ペットネーム:なし
石数:23石
振動数:18,000回/時(5振動)
ケース:SS
文字盤:SD