これまで集めた「はまぐり」は5つ。ひとつを除き、残りは全て稼働中。
いつか壊れることもあるだろうが、補修部品はほぼ期待できない。やはりドナーも必要か。
元々弐号機は、そうした意味もあり入手したものだ。だが弐号機、ドナーにはもったいないんだな。やはり直して綺麗に復活させたい。
そんな葛藤の中、ちょうど見つけたのがコレ。

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「はまぐり」で石数の数字が大きい文字盤の裸のムーブメント。ケースなしでムーブメントのみ。
これならもう潔くドナーにできる。
「はまぐり」は、当時の他の時計に比べ、ケースなどの外装部品はまず出てこない。いやもうロードマーベルのデッドストックケースとかまったく見ないから。よて、予備ケースとかに入れてガッチャなんてのもまず不可能だ。もうキレイさっぱりと、潔くドナーになる運命以外ないのだ。

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さすがにこれだけ汚ければ躊躇なく使えるといったところ。実はこのムーブメントは動くのだが、潔く生贄になってもらおう。これを手始めに分解掃除を行ってみるのも良いかもしれない。
文字盤も保存しておくと良いな。もしもの時のリフィニッシュにも使えそうだ。

というわけで、思う存分料理できそうな素材である。気楽に一度分解してみるかと思ったおさーんであった。

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セイコー ロードマーベル
製造年月:不明
モデルナンバー:LM-1
キャリバーナンバー:なし(手巻)
ペットネーム:なし
石数:25石
振動数:18,000回/時(5振動)
ケース:なし
文字盤:SD