懲りずにケースドナーの懐中時計その4である。今回は12sのModel1894マキシマの生贄用。
なんで4なのかというとだな。これまで結構ジャンクっぽい低価格なものをちまちまと。

その1 12sマキシマ用のコインシルバーなジャンク→ケースもジャンクだった
その2 6sマキシマ用の金張りハンターケース付きSeaside→ケースの蓋が閉まらんジャンクだった
その3 6sマキシマ用の25年保証金張りハンターケース付きSeaside→なんとか使えそう

こうしてけっこうホントにゴミをつかんでいるおさんなのだが、こちらはいかがか。

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なお、これもジャンク出品されていたものである。もとよりケース狙いなので、動くかどうかはどうでもよいが、一応確認はしてみることにした。

おぉ、竜頭巻くとなんか動くねキミ。ちゃんと時を刻むじゃないですか。よしどれどれ、簡易歩度測定してみよう。
おっとぉー、これはなかなか。

ダイヤルアップとダイヤルダウン→+50秒くらい
ペンダントアップ→+100秒くらい

いや、動かんと思ってたからまぁ上出来だよキミ。ペンダントアップは少し悪いねなんだろね。まぁいいか。

というわけでこの時計、Model1898のグレードはNo.220というものなのだが、まぁとにかく数が多い普及品に近いものと言うことで、こうしたものはなかなか情報が転がってないのが鉄板。POCKET WATCH DATABESEにもカタログが転がっておらぬ。
とりあえずデータベースに登録された情報のみで行ってみるか。

製造年度は1903年ごろ。総生産数量は817,280個!。何それ怖い。このグレードだけで80万個もあんのか。

15石のハンティングモデルで、時刻合わせはペンダントセットだ。オープンフェイスケースに入ってるから、いわゆるサイドワインダーというやつか。
見たところ、レギュレーター(微動緩急針)はウォルサム特許の星形のやつだ。んでこれ、二番車はゴールドトレインっぽいですよへぇー。

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これ、普及品かと思ってたけど、そうでもないぞ。割とええやんコイツの造り。
つーか、15石も搭載してるしね。普及機は7石くらいでしょ。15石もあればもう充分贅沢ですよ。微動緩急針も付いてるしゴールドトレインだしね。

シャトンはレイズド(盛り上がってるシャトン)じゃないし、石も小さいけど、装飾もなかなか美しいし、ちゃんと相応の機能搭載してますわこれ。

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なんかさー、ケース剥ぎ取って放置するの勿体なくなってきたな。そうそう、こいつのケースはクレセント製のスターリングシルバー。状態もわるくないですよ。
うーむ、コインシルバーのケース直して使おうかしら。文字盤もとってもきれいだし。針は分針がちょい錆びてるんだけど、これマキシマっぽい針だしね。12sマキシマの針と付け替えるか。

ちゃんと掃除したら結構使える精度が出そうな気がする。気軽に使えそうな時計だし、いいかもしれんと考えるおさーんであった。

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Waltham No.220
製造年:1903年
モデルナンバー:Model1894
グレード:No.220
キャリバーナンバー:12498029(手巻)
サイズ:12s
石数:17石
ムーブメントタイプ:ハンティング
ムーブメントセット:ペンダントセット
生産数量:817,280
振動数:18,000/時(5振動)
ケース:Crecent Watch Case Co. STERLING SILVER  オープンフェイス
文字盤:ポーセリン