えーと、リバーサイドの12サイズがもうひとつ。1919年製造のモデル1894、グレードはマキシマである。1894マキシマは1902年製造のものを既に所有しており、これで2個目だ。
なお、Pocket Watch Databaseによれば、1919年がModel1894 Maximusの最終モデルという事らしい。
12sのマキシマで以前手に入れたものは21石だが、今回のマキシマはは23石だ。といっても基本的な仕様そのものはルビーの数が違うくらいで、それほど大きく変わることは無い。入手前の写真でみたところ、トレインはセンターホイールのみがゴールドでフルゴールドトレインではなさそう。あとはダイヤルがメタル。気づいたのはそれくらいか。

これは文字盤がいつものエナメルダイヤルではなく、金属製っぽいダイヤルなのだ。インデックスもいわゆる植字インデックスである。また、針もいわゆるブレゲ針。
もしかすると、文字盤の状態が悪く、針と共に変更されたかもしれないのだが、そのあたりはよくわからない。一応マキシマには、サイズに関係なく、マキシマ標準のダイヤルと針というものがあるのだが、販売時点で違うものが実装されていたこともあると聞く。加えて、後に手を加えられたものがかなり多く、最初からこれだったかどうかはよくわからない。

だが、ぱっと見た限り、文字盤や針の状態はすこぶる良い。キズミで拡大すると、文字盤に汚れもあるが、これで100年以上前かよといった状態。これはこれで毛色が変わってて良いかと思う。
よく見るマキシマの文字盤とケースではないが、ケースとダイヤル・インデックスのバランスは非常によい。この時計は、いわゆるアール・デコの時代に製造されたものなので、最初からこの組み合わせで販売されていたと考えても全然不思議ではない。
この頃に売られていた時計は、マキシマに限らず、どれもこうした出立ちのモノばかりだ。

ケースはフィラデルフィア製の14Kホワイトゴールド張りのオープンフェースケース。ヒンジが付いており、裏蓋がパカッと開くもの。この時計、とにかくケースの状態が良い。傷も痛みもなくホント綺麗なもんだ。加えてヒンジの状態も良好。これほどまでにカッチリとピシッとしたヒンジはお目にかかったことはない。
なお、Philadelphia Watch Case Co.は、1884年頃からケースを作っており、1903年にKeyston傘下となったケースメーカー。トレードマークは王冠だ。

ムーブメントには多少汚れもあるが、状態は悪くない。当然ちゃんと動く稼働品である。
では、ムーブメントの拡大画像どうぞ。

細かなところは置いといて、ダイヤとトレインを除き、微動緩急針と歯車のダマスキン模様の有無くらいが21石との違いだろうか。まぁ同じモデルだしそんなもんか。
では、カタログ行ってみよう。

※POCKET WATCH DATABASEより引用
いつものデータベースより引用、1915年のカタログになる。以下仕様を列挙しておこう。
(さして関係なさそうなものは省略)
だが、実際に実物を仔細に盛ると、一部違いがみられる。マキシマは基本テンプとガンギがダイヤモンドキャップなのだが、これさー、ガンギの伏石ルビーじゃん。
そんなのあるんだびっくりだよ。コスト対策も極まれりだなまったく。

懐中時計も随分増えたが、主流となる16サイズをいくつか所有して思うのは、確かに銘品はここに集約されているけれど、今となっては少し大きいのが難点。
12サイズは少し小さく、持って歩くのはこちらが良い。むしろもう少し小さければなと思うくらいだ。
なお、モデル1894マキシマは、以前入手した21石がもうひとつあるので、ヴァンガードと同じように、二つを比べての違いを見てみたいと思う。
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なお、Pocket Watch Databaseによれば、1919年がModel1894 Maximusの最終モデルという事らしい。
12sのマキシマで以前手に入れたものは21石だが、今回のマキシマはは23石だ。といっても基本的な仕様そのものはルビーの数が違うくらいで、それほど大きく変わることは無い。入手前の写真でみたところ、トレインはセンターホイールのみがゴールドでフルゴールドトレインではなさそう。あとはダイヤルがメタル。気づいたのはそれくらいか。

これは文字盤がいつものエナメルダイヤルではなく、金属製っぽいダイヤルなのだ。インデックスもいわゆる植字インデックスである。また、針もいわゆるブレゲ針。
もしかすると、文字盤の状態が悪く、針と共に変更されたかもしれないのだが、そのあたりはよくわからない。一応マキシマには、サイズに関係なく、マキシマ標準のダイヤルと針というものがあるのだが、販売時点で違うものが実装されていたこともあると聞く。加えて、後に手を加えられたものがかなり多く、最初からこれだったかどうかはよくわからない。

だが、ぱっと見た限り、文字盤や針の状態はすこぶる良い。キズミで拡大すると、文字盤に汚れもあるが、これで100年以上前かよといった状態。これはこれで毛色が変わってて良いかと思う。
よく見るマキシマの文字盤とケースではないが、ケースとダイヤル・インデックスのバランスは非常によい。この時計は、いわゆるアール・デコの時代に製造されたものなので、最初からこの組み合わせで販売されていたと考えても全然不思議ではない。
この頃に売られていた時計は、マキシマに限らず、どれもこうした出立ちのモノばかりだ。

ケースはフィラデルフィア製の14Kホワイトゴールド張りのオープンフェースケース。ヒンジが付いており、裏蓋がパカッと開くもの。この時計、とにかくケースの状態が良い。傷も痛みもなくホント綺麗なもんだ。加えてヒンジの状態も良好。これほどまでにカッチリとピシッとしたヒンジはお目にかかったことはない。
なお、Philadelphia Watch Case Co.は、1884年頃からケースを作っており、1903年にKeyston傘下となったケースメーカー。トレードマークは王冠だ。

ムーブメントには多少汚れもあるが、状態は悪くない。当然ちゃんと動く稼働品である。
では、ムーブメントの拡大画像どうぞ。

細かなところは置いといて、ダイヤとトレインを除き、微動緩急針と歯車のダマスキン模様の有無くらいが21石との違いだろうか。まぁ同じモデルだしそんなもんか。
では、カタログ行ってみよう。

※POCKET WATCH DATABASEより引用
いつものデータベースより引用、1915年のカタログになる。以下仕様を列挙しておこう。
(さして関係なさそうなものは省略)
- 23個のダイアモンド及び上質なルビー、2ペアのダイアモンドキャップ(テンプ・ガンギ)
- 宝石は金無垢の盛り上がったシャトンによるセット
- 温度、等時性及び5姿勢の慎重な調整
- バランス調整ののちらネジ(ミーンタイムスクリュー)
- 焼き戻しによって形成される特許のブレゲひげぜんまい
- 特許取得済みの取り外し可能な天真、テンプの上下はダイアモンドの伏石を使用
- サファイアの振り石が固定されるダブルローラー
- 露出したサファイアの爪石
- スチール製ガンギ、面取りされたスチールパーツ
- ゴールドトレイン
- 特許の微動緩急針
- 安全香箱
- モダンで芸術的なデザインの高級ガラス手描きダイヤル。→今回のダイヤルはエナメルではない
だが、実際に実物を仔細に盛ると、一部違いがみられる。マキシマは基本テンプとガンギがダイヤモンドキャップなのだが、これさー、ガンギの伏石ルビーじゃん。
そんなのあるんだびっくりだよ。コスト対策も極まれりだなまったく。

懐中時計も随分増えたが、主流となる16サイズをいくつか所有して思うのは、確かに銘品はここに集約されているけれど、今となっては少し大きいのが難点。
12サイズは少し小さく、持って歩くのはこちらが良い。むしろもう少し小さければなと思うくらいだ。
なお、モデル1894マキシマは、以前入手した21石がもうひとつあるので、ヴァンガードと同じように、二つを比べての違いを見てみたいと思う。
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メーカー・モデル:Waltham Riverside
製造年:1919年
モデルナンバー:Model1894
モデルナンバー:Model1894
グレード:Maximus
生産数量:9,863個
生産数量:9,863個
キャリバーナンバー:23066692(手巻)
サイズ:12s(39.79mm)
石数:23石
ムーブメントタイプ:オープンフェイス
ムーブメントセット:ペンダントセット
振動数:18,000/時(5振動)
石数:23石
ムーブメントタイプ:オープンフェイス
ムーブメントセット:ペンダントセット
振動数:18,000/時(5振動)
ケース:Philadelphia Watch Case Co.・14KWG・オープンフェイス
文字盤:シングルサンク文字盤(メタルダイヤル?)
文字盤:シングルサンク文字盤(メタルダイヤル?)
コメント
コメント一覧 (8)
思われます シリアルナンバー23066869のマキシマも似た様な
仕様です 自分のマキシマはシリアルナンバー23088032の12S
です 日本人にはこのサイズが好まれた様です
おさーん
が
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いつもありがとうございます。
やはりね、そうでしょうね。とても良く誂えてありますものね。まぁ最初からこも針と文字盤なんだろうなと思ってました。そのおかげでかなり安く入手できてるので良しとしてます。
大きさはやはりこれくらいが持ち歩きには良いですよね。
おさーん
が
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18サイズは迫力は有るんですが、やはり大きすぎて・・・
あと、個人的にウォルサム式の星形緩急針よりスワンネック緩急針の方が好きなので
そういう意味でも好みの時計です。
とはいえ、私の普段使い用12サイズは微動緩急針なんて付いていないウォルサムのそっくりさん。
精工舎エキセレント17石なのですが(笑)
おさーん
が
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いつもありがとうございます。
そうなんですよね。18サイズのムーブメントは本当に手の込んだものが多くて、とても魅力的なのですが、あの大きさと重さがどうしても。
なので、見ないようにしています。
ヴァンガードとか、クレセントストリートとか見事なんですけどねぇ。
おさーん
が
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このウォルサムの機械!美しいですね。
惚れ惚れします。
おさーん
が
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いつもありがとうございます。
機械もお褒め頂きありがとうございます。
Maximusは小さいサイズでも美しいですよね。
これ、ケースがホントしっかりしてます。ここまで残ってるのはかなり珍しいと思います。
100年前の時計でも、整備すれば高精度で動くのが、懐中時計の良いところかと思います。
専門店でメンテしたモノが手元にありますが、1週間連続稼働で30秒の狂いでした。こちらはさらに昔の120年前のものですが、恐ろしい機械です。
おさーん
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裏から3つダイヤが見える場合は表(文字盤側)には1つしかダイヤは使われていません。
合計4つのダイヤが使われていることは共通です。
裏3つダイヤがあるのはイギリス向けという人もいますが、裏付けは見つかりませんでした。
おさーん
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コメントありがとうございます。
いつか文字盤外して確認してみます。貴重な情報ありがとうございました。
またお暇ありましたら教えていただけると幸いです。
今後ともよろしくお願いします。
おさーん
が
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