今回手に入れたクロノスはむふふのSD文字盤。

次クロノスを手に入れるとしたら、SマークとかSD文字盤とかそういったのを狙っていた。クロノスにはクラウン同様スペシャルもあるが、あれは値が張るし意外と数もあるので、まずはクロノス無印SD文字盤がいいかなと。
とは言いながら、手に入れてみれば、なかなか贅沢な個体が入手できたのは僥倖。

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現在のところ、クロノスは正直人気のある時計ではないと思う。クロノスはクラウンの対抗機種と言われつつも、現存数がクラウンに比べ数が少ない。もしかせんでも当時もクラウンより売れてなかったんだろうなと。
加えて現在モノが少ないにもかかわらず、今もクラウンよりお値段がお手頃。
つまるところ、昔も今も人気はさほどということなのだろう。

さて、亀戸がマーベルを仮想敵として(おさーんが勝手にそう思っている)販売されたクロノスは、ほどなくクラウンが発売されたことから、すぐさまクラウンと競合する商品となった。

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クロノスは元々諏訪マーベル対抗だから、マーベルと同じ大きさで、ちょっと薄く、より高精度な時計というのがクロノスのコンセプトだろうと勝手な推測。

諏訪マーベル直系のクラウンは、安定した精度の確保のため、王道でキャリバーを大型化。キャリバーも造りもすっきりしており、おさーんの勝手な見立てではクラウンが一歩リード。
さすがに元々マーベル対抗のクロノスではちょっと分が悪いか。だが、当時も時計の中身なんざ見て買う人はいないから関係ないっちゃ関係ないかもしれない。

そんなクロノスだが、現在クラウンより総じてお手頃なので、今後人気が出てきてもおかしくはないと思うが、60年経ってもこの状態だからないかもしれんなやっぱ。

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さて、17石からスタートしたクロノスだが、クラウンとのガチバトルの結果23石にまで成り上がる。今回手に入れた時計は、そうした過激な競争(ま、これもおさーんが勝手に妄想してるだけ)の馴れの果てに生まれた個体。加えて植字文字盤のスペシャルダイヤルだ(SD文字盤)。

だが、さすがにいくらなんでも23石はやりすぎ感ハンパない。このためおそらく23石は少ないのだろうと思う。また、クロノススペシャルでSD文字盤はまだわりと見かけるが、無印で23石SD文字盤というのもわりと少なそうだ。

Sマーク付きでSD文字盤があると嬉しいのだが、残念ながらどちらも備えた個体はまだお目にかかったことは無い。あるんかなそんなの。

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というわけで、少し文字盤にやれもあるが、非防水でこれならなかなかのモノ。インデックスはスペシャルのように少し太めで針も太く、見た目クロノスっぽくはない。ロゴフォントも筆記体で、その出で立ちはまるでマーベルのようだ。
これ、ロゴが初期のころの書体だったら良いのにな。おさーんはクロノスの初期ロゴがかなり好きなのだった。

さて、ではこの時計の機械を見てみよう。

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クロノスといえば、なんといってもテンプ受けのS字曲線ブリッジがチャームポイント。ムーブメントの見た目はこれに尽きると言っても過言ではないだろう。

おさーんが大好きなキングセイコーファーストのムーブメントにも受け継がれるこのブリッジが、クロノスの魅力のひとつかと思う。
耐震装置はS-2耐震で、補油装置はダイヤフィクスが贅沢にも3つ搭載される。17石や21石はここまで贅沢ではない。

確かに飾りなどの加工はないのだが、これはこれでなかなか贅沢なムーブメントだ。クロノスはのちにCal.66Aというキャリバーナンバーが振られるが、このころはまだキャリバーナンバーは無印らしい。

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うんやっぱいいですねクロノス。23石買ってよかった満足だ。こうなればスペシャルの中身も見てみたいと思わなくもないが、このあたりで満足しとくのもよさげな気がする。

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セイコー クロノス
製造年月:1959年12月
モデルナンバー:なし
キャリバーナンバー:なし(手巻)
ケースナンバー:J14021
ペットネーム:C
石数:23石
振動数:18,000回/時(振動)
ケース:14KAGF
文字盤:SD