続いてのオーバーホールは先日手に入れたクロノスだ。こちらも割れたマーベル同様OH+風防交換を依頼。
前回はまぐりと45KSを出した時と同様、往復の送料節約のため、精計堂時計店へは2個まとめてオーバーホールを依頼したのだった。

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こちらが送った時計。これも事前に歩度を測定しておこう。

・ダイアルアップ :100秒
・ダイアルダウン :85秒
・12時位置上 :130秒

揃っているといえば揃ってはいるが、イマイチな状態。でも耐震付きだし、よほどのことがなければ何とかなるんじゃないかと淡い期待を抱くおさーん。以前時差5分の時計が日差10秒くらいまでになったしな。

それでは、キミも福島へ行って来なさい!→ホントはマーベルと同時に強制移転

さて、3週間の後、マーベルと共に帰ってきたクロノスくん。
修理上がりの見栄えはどうなのか。元々そんな悪くはなかったがどうなるだろう。

では、戻ってきた時計をご覧いただこう。

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うーむ、風防新品でこんな変わるかね。写真ではわかりにくいが、肉眼ではめっちゃキレイになった。ホントびっくり。これはいいわ。

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風防替えると文字盤がこうもクッキリするとは驚きだ。これは全ての時計を変えてしまいたくなる。

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傷だらけで割れもあった6時方向。クリアになった文字盤がいいですな。

ところで残念なお知らせ。裏押さえの金具が折れてしまっていたそうだ。ロードマーベルをOHした時に折れていた、あの部品と同じものだろう。よく折れるんだなあれ。
ロードマーベルは部品があったが、クロノスは部品入荷の見込みが立たずそのまま再使用となったといのこと。

こういう時にあると便利な部品カタログ。調べてみると、「カンヌキ押エ」という名称で、それらしきものを見つけるおさーん。間違いない!はまぐりSSで折れてたやつやんけ!

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これ2種類部品あるがな。これは分解せんとわからんやつだ。まめな話でいうと、この部品、チャンピオンも同一部品を使っているらしい。

今回はそのままで組みあがってきてしまったので、次回なんかの折にと一応ふたつとも入手しておいた。

ところで、これが折れるとどうなるか。これが折れている時計は、龍頭を巻くとき龍頭が滑るのである。
そして試しに龍頭を巻いてみれば、おぉ確かに滑る滑る。龍頭を押し込むようにして巻き上げれば多少改善されるが、これはなかなか面倒だ。

というか、この症状には他の時計でも心当たりがある。確かはまぐり三号機がたまにこうなる。ということは、三号機も折れている可能性が高いわけだうーむ。

というわけで、ロードマーベルもこの部品を入手しておいた方が良さそうだ。ロードマーベル用は暇なときに部品を探すことにして、一旦このお話は置いておくことにする。

では次に、メンテナンスの結果をご覧いただこう。

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毎度手書きの整備修理保証書。カンヌキ押さえのことも書かれている。
そして調整後の日差だ。こちらもマーベルと同じ15秒。素晴らしい。
60年を優に超える工業製品でこの精度。マーベル同様こちらも現在の機械式に引けを取らん。さすがマーベルの対抗機。

いやー、キレイになった時計は本当に気分がいい。おまけに精度も抜群だ。これをいつか自分で出来るようにと願いつつ・・・。

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セイコー クロノス
製造年月:1958年10月
モデルナンバー:なし
キャリバーナンバー:なし(手巻)
ケースナンバー:14053
ペットネーム:C
石数:17石
振動数:18,000回/時(5振動)
ケース:14KGF STEEL BACK
文字盤:不明