最近、時計はほとんど買っていないが、裏蓋開けたり中をのぞき込んだりと、少しづつ時計を弄るための工具が増えつつあるおさーんである。これなら分解くらいはなんとかなるかもと思いつつ、まだ手を出せていないのは敷居の高さによるものか。
何も考えずまずはとりあえずバラしちゃえばいいんだろうけどね。動かないジャンクも結構あるんだから。組み立てられなくても全く困ることないし。
そんなことを考えていたら、ふと以前チラ見したまましまいこんだ書籍を思い出した。久しぶりに見てみるか。何か新たな発見があるかもしれん。
あ、最近時計はあまり買っていないがご紹介していないストックはまだそこそこあるので、投稿が滞るというのはないかと思う。ただ、ストックも付きかけているので、今後は2週間に投稿期間が延びる予定。(というか、元に戻るという話)
そんなわけでやおら本棚から取り出したのは「標準時計技術読本」。以前のチラ見では何が書いてあるのかさっぱりだった書籍だ。

早速おさーんは手に取りパラパラとページをめくる。
あ?なんだこれ?。
以前は組み立ての際の注油個所が知りたくて書籍を手に入れたのだが、注油箇所・量の詳細な記載が見つからず、なにやら難解な内容ばかりですぐ投げた本だ。→ちなみにその後各所の動画を見ることで疑問は無事解決!
しかしだな。再度読み返してみるとなんだこれこの本めっちゃ面白い。
なんと、知識習得を意識したつもりもなかったが、以前はさっぱりだった内容が理解できるようになっていた。いやそれどころかこの本素晴らしい。なんてことだ、こんなことが書いてあったのか。
すげぇまるでバイブルやんこれ!←いやずっと昔からバイブルと呼ばれる書籍なんだが・・・
書かれた内容は、天真の組付けからテンプの調整に始まり、天真や巻き芯の作成方法、ひげゼンマイの製作・調整方法、脱進機の調整方法などなど。
こうした作業に使用する工具とその使い方を含め、手順が挿絵入りで懇切丁寧に記載されている。そしてとても分かりやすいうーむ。この道具こうやって使うんだみたいな。

※振れ見を使った天輪の状態確認方法と、天輪が歪んでいる場合の直し方が記載されているページ
いやこれマジ神だわ。ホントびっくり。あとは歩度調整のこまかな仕方がわかる動画見て日々是鍛錬鍛錬すれば、かなりやれるんじゃないだろうか。
ただし残念ながら、多分に漏れずこの本も最近ついに絶版となったようだ。既に軒並み古本の値段が上がり、2万円を超える値段も付いている。ホント困ったものだ。転売ヤー地獄に落ちればよいのに。
かつて手に入れようとしていた基礎時計読本もタッチの差で絶版になり、未だ手に入れられず仕舞いだ。古本ながら本書を手に入れておいて良かったと思う。
だが、現在は海外YouTuberが時計に関して本当に多くの動画が上げてくれている。その気になれば本書が無くとも同様なスキルを得ることは十分可能だ。いい時代だよホント。
よって、コレクション目的なら別だが、定価以上出して手に入れる必要性は全く無いと思う。
前から何度も書いているように、日本はこの手の情報に対しとても閉鎖的でろくな情報が無い。
とっとと見限って情報がオープンな海外に目を向けるのが吉だ。国内で情報を探すのは金と時間の無駄である。
とまぁ毒舌を吐きつつ、最初からしっかり読んでおけよという話なのだが、おさーんにとってはかなりまずい内容も含まれていた。
天真や巻き芯の作り方を読んでしまうと、作るための道具が欲しくてうずうずしてくるのだ。
ここ数年で気づいたのだが、どうやらおさーんは工具好きらしい。こんなん見てると使えなくても使わなくても欲しくなるやん。
時計工具は何に使うのかわからないような怪しげな工具がホント多いのだ。何に使うのかさっぱりだが、それでも見ているとワクワクする衝動を抑えきれないのである。
これはまずい。
そう、おさーんはまず形から入るタイプだった。
何も考えずまずはとりあえずバラしちゃえばいいんだろうけどね。動かないジャンクも結構あるんだから。組み立てられなくても全く困ることないし。
そんなことを考えていたら、ふと以前チラ見したまましまいこんだ書籍を思い出した。久しぶりに見てみるか。何か新たな発見があるかもしれん。
あ、最近時計はあまり買っていないがご紹介していないストックはまだそこそこあるので、投稿が滞るというのはないかと思う。ただ、ストックも付きかけているので、今後は2週間に投稿期間が延びる予定。(というか、元に戻るという話)
そんなわけでやおら本棚から取り出したのは「標準時計技術読本」。以前のチラ見では何が書いてあるのかさっぱりだった書籍だ。

早速おさーんは手に取りパラパラとページをめくる。
あ?なんだこれ?。
以前は組み立ての際の注油個所が知りたくて書籍を手に入れたのだが、注油箇所・量の詳細な記載が見つからず、なにやら難解な内容ばかりですぐ投げた本だ。→ちなみにその後各所の動画を見ることで疑問は無事解決!
しかしだな。再度読み返してみるとなんだこれこの本めっちゃ面白い。
なんと、知識習得を意識したつもりもなかったが、以前はさっぱりだった内容が理解できるようになっていた。いやそれどころかこの本素晴らしい。なんてことだ、こんなことが書いてあったのか。
すげぇまるでバイブルやんこれ!←いやずっと昔からバイブルと呼ばれる書籍なんだが・・・
書かれた内容は、天真の組付けからテンプの調整に始まり、天真や巻き芯の作成方法、ひげゼンマイの製作・調整方法、脱進機の調整方法などなど。
こうした作業に使用する工具とその使い方を含め、手順が挿絵入りで懇切丁寧に記載されている。そしてとても分かりやすいうーむ。この道具こうやって使うんだみたいな。

※振れ見を使った天輪の状態確認方法と、天輪が歪んでいる場合の直し方が記載されているページ
いやこれマジ神だわ。ホントびっくり。あとは歩度調整のこまかな仕方がわかる動画見て日々是鍛錬鍛錬すれば、かなりやれるんじゃないだろうか。
ただし残念ながら、多分に漏れずこの本も最近ついに絶版となったようだ。既に軒並み古本の値段が上がり、2万円を超える値段も付いている。ホント困ったものだ。転売ヤー地獄に落ちればよいのに。
かつて手に入れようとしていた基礎時計読本もタッチの差で絶版になり、未だ手に入れられず仕舞いだ。古本ながら本書を手に入れておいて良かったと思う。
だが、現在は海外YouTuberが時計に関して本当に多くの動画が上げてくれている。その気になれば本書が無くとも同様なスキルを得ることは十分可能だ。いい時代だよホント。
よって、コレクション目的なら別だが、定価以上出して手に入れる必要性は全く無いと思う。
前から何度も書いているように、日本はこの手の情報に対しとても閉鎖的でろくな情報が無い。
とっとと見限って情報がオープンな海外に目を向けるのが吉だ。国内で情報を探すのは金と時間の無駄である。
とまぁ毒舌を吐きつつ、最初からしっかり読んでおけよという話なのだが、おさーんにとってはかなりまずい内容も含まれていた。
天真や巻き芯の作り方を読んでしまうと、作るための道具が欲しくてうずうずしてくるのだ。
ここ数年で気づいたのだが、どうやらおさーんは工具好きらしい。こんなん見てると使えなくても使わなくても欲しくなるやん。
時計工具は何に使うのかわからないような怪しげな工具がホント多いのだ。何に使うのかさっぱりだが、それでも見ているとワクワクする衝動を抑えきれないのである。
これはまずい。
そう、おさーんはまず形から入るタイプだった。
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